海外の牛乳って安全面どうなん…?〜ザンジバル編〜
「どうも!おぐ(@ry_ogu)です!
突然ですが、みなさん牛乳好きですか?
『日刊酪農乳業速報資料特集85』によると、2012年の日本人一人あたりの牛乳(乳飲料を含む)消費量は32kg。牛乳の単位量あたりの重さは1.032kg/Lなので、1人あたり1週間に600mlは飲むという計算になりますね。
そのままは飲まないよ〜!って人でも、案外コーヒーや紅茶に入っていることもありますよね。
ということで、本日は日本人に馴染みの深い「牛乳」についてのお話。
アフリカの牛乳って本当に安全なん!?
というわけで、いくよー!
この記事は3分ほどで読み終わります。
ザンジバルの牛乳
さっそくですが、ザンジバルで売ってる牛乳をご覧ください!
こちらの2種類ですね。
どう違うのか、成分表示を見てみましょう。
青いほうが「Recombined Whole Milk」
赤いほうが「Recombined Low Fat Milk」
と書いています。
直訳すると、
「Recombined Whole Milk」= 再結合した全乳
「Recombined Low Fat Milk」 = 再結合した低脂肪乳
となります。
つまり、青いほうが牛乳、赤いほうが低脂肪乳ですね!
んんん、ちょい待てい!!!
再結合ってなによ!?
ということで、原材料を見ていきます。
原材料:水、スキムミルクパウダー、乳脂肪、乳化安定剤
つまり、取れた牛乳を脱脂粉末化して、再度戻してるスキムミルクということになりますね。
これは体には大丈夫なんか・・・?
牛乳とスキムミルクの違い
ここでスキムミルクって、聞いたことがあっても詳細がわからない人が多いかと思います。
脱脂乳のこと。しかし日本では、脱脂粉乳、とくに溶けやすくした脱脂粉乳をいう。脱脂乳を粉乳にしただけでは、粉乳の粒が小さいうえに気泡を含み、溶かすときにまま子状態になりやすいので、その粉を顆粒(かりゅう)状に再加工し、重く大きい粒子にしたもの。1954年アメリカで開発され、3年後には日本でも生産され、その後著しく消費が伸びた。良質のタンパク質、カルシウム、リン、ビタミンB1、B2に富み、成長期の子供、脂肪を避けたい壮年期に適し、美容食としても最適で、料理、菓子、飲料の材料として広く利用されている。
ん、なんか栄養価高そう…!
ということで、実際に日本の牛乳と比べてみましょう!
高いけどめちゃくちゃ美味いで評判の「明治おいしい牛乳」さん。
明治おいしい牛乳(100mlあたり)
エネルギー:69kcal
たんぱく質:3.4g
脂質:3.9g
炭水化物:4.9g
ナトリウム:43mg
カルシウム:114mg
Azam 青(100mlあたり)
エネルギー:64kcal
たんぱく質:3.20g
脂質:3.35g
炭水化物:4.84g
ナトリウム:不明
カルシウム:124mg
Azam 赤(100mlあたり)
エネルギー:52kcal
たんぱく質:3.2g
脂質:2.1g
炭水化物:4.8g
ナトリウム:不明
カルシウム:124mg
ということで、主な栄養成分にそこまで差異は無いという結果に!
ザンジバルの牛乳は安心して飲めそうです( ・∇・)
ちなみに赤の方は低脂肪乳ですが、そちらはエネルギーと脂質がかなり低いですね!
日本で売られているスキムミルクは赤い方を指すらしいので、これはもしかしてダイエットに効果的なのでは・・・?
スキムミルクはダイエットに効果的?
ここで疑惑が浮上しましたね。
カロリーや脂質が低いと、一体どのような効果があるのでしょうか。
- 基礎代謝量がアップ!→痩せやすい体質に
- 栄養不足に効果的!→脂質が少なく栄養価が高い
- 脂肪が付きにくくなる!→カルシウムが豊富
- 腹持ちがいい!→ラクトースが水を含むと膨らむ
といった特長があるようですね!
ダイエットに悩めるあなた!今すぐスキムミルクを飲みましょう!!!
常温保存だけど大丈夫?
いくら体に良いと言われても、僕はザンジバルで牛乳を見たときに叫ばずにはいられませんでした。
えっ…常温保存やん。絶対やばいやろ!!!
ね、思いますよね。
そこで牛乳のパッケージをもう一回ジーっと見てみましょう。
「LONG LIFE UHT」って書いてある…!
これは俗に「LL牛乳」と呼ばれるらしく、以下のような特徴があるそうです。
- 殺菌温度が高い(135℃〜150℃、1秒〜3秒間)→ 一般の牛乳は120℃〜130℃
- 容器が違う → アルミ箔を内装することで、光や空気を遮断する
- 無菌の充填下で生成
このために、LL牛乳は常温でも1ヶ月は持つみたいです!
衛生面に気を遣っていない、変な保存料が入っている、という訳ではないので安心ですね!
今回のまとめ
- ザンジバルの牛乳はすべてスキムミルク
- スキムミルクはダイエットに効果的
- LL牛乳なので長期間・常温で保存できる
- 栄養価も申し分なく、変な保存料は入っていない!
というわけで、今回はザンジバルの牛乳事情についてお話ししました。
「海外でも牛乳を飲みたいけど、安全面とか不安やな…!」という方は、ぜひ「LL牛乳」なのかをチェックしてみてください〜!
それではまた!Tutaonana!!