【アフリカで40.1℃の病気に】現地で死にかけたから言える、飲料水を気遣うだけではダメな理由!
Jambo!タンザニアのザンジバル島よりおぐ(@ry_ogu)です!
いやマジで、今回はアフリカ滞在予定者は全員読んでください。必見です。
今日は大真面目。
本日はタイトルにあるように、健康に関するお話です。
実はザンジバルを訪れてちょうど2週間のとき、現地で初めての病気にかかったんですよね…
いやーーーマジで死ぬかと思った。
人生初の40℃超えなので…w
丸2日の苦闘のを要した、ザンジバル1辛かったお話をまとめたいと思います。
文字通り“死ぬ”ほど辛かったので、同じ境遇に遭われる方をなるべく減らしたいがために、また、自分自身の反省の意味も込めて、ちょっと真面目に分析してみました。
さーて行くよ〜!
僕の身長体重etc
いきなり症状とか並べられても、なかなか自身に投影できないですよね。
なのでまずは、ペルソナとして僕自身のプロフィールみたいなものを並べますね。
これを参考に「私はこんなに若くないから」「もっと体強いから」「もっと健康だから」などと、自身に置き換えて読んでみてください!
- 性別:Male
- 年齢:21歳11ヶ月
- 身長:180cm
- 体重:68kg
補足としては、高校まで野球をやっていたので身体は弱くない。
しかし引退してから4年以上は恒常的な運動をしていないため、当時の筋肉はほとんど落ちて痩せ型に近い。
こんな感じの日本人大学生です。
結構想像できてきましたかね?笑
現地で気を配っていたこと
現地では、もちろん病気にならないように工夫はしていました!
主なものは以下の5つです。
- 飲料水は絶対にミネラルウォーターを使用
- 歯磨きで使用する水もミネラルウォーターを使用
- シャワーを浴びるときは目や口に水が入らないように注意
- 家での食事やコンタクトを入れる前は日本から持参したアルコール消毒液を使用
- 外食の際には石鹸で手洗いをして紙ナフキンで拭いてから食事
…ですが、実はアルコール消毒液は面倒くさくなり、使わないことが増えてきました。
また、外食の際の手洗いは、お店によっては石鹸が無いところも多々ありました。
つまり、上3つについては遵守、下2つについては半々くらいという感じでしたね。
今思えば、アルコール消毒は絶対に怠らないべきだったなあ…
ザンジバルでの2週間の食生活
日本では昼夜の1日2食だったのですが、ザンジバルでは体調に気を遣い1日3食を心がけようと思っていました…が。
現実はそうはいきませんでした。
渡航したからといって急に胃の容量が増えるわけもなく、あっという間に昼夜の1日2食になりました。
お腹が空かんのに無理に食べなくてもいいや!とは思うけど、結局夕方ごろに食べてしまうからあかんねんよねぇ。
そして食生活管理の本題とも言える栄養に関してですが、これは圧倒的に野菜不足を感じていますね。
肉はチキンにビーフ、魚など豊富なので問題ありません。
脂質についても、味は置いておいて、米や小麦原料のチャパティ、数多くのパンや芋などがあります。
しかし、野菜は無いんです。
生野菜のサラダとかは衛生面が怖いし、かと言って調理するほどの余裕もないし…ということで。
今から考えると、野菜はかなり摂取量が少なかったですね。
病気の症状と現地での対応
さて、こんな感じで2週間のザンジバル生活を紹介してきましたが、ある朝。起きて火照りと怠みを感じて目が覚めたんですね…。
朝熱を測ると…37.6℃。
うわぁ…疲れが溜まってきたのかなあ。と最初は思っていました。
朝食を食べてエネルギーを付けようとビーフスープを食べたのですが、半分くらいで食べれなくなって残し、帰宅して少し寝ました。
お昼12時ごろ、目覚めて体温を測ると…38℃超え。
頭痛や悪寒、全身の関節痛に下痢、そして腸の痛みという症状フルコース。
あ、いよいよやばいなー。
さすがに危機感が出てきたので、貴重なポカリスエット粉末を使用して寝てたんですね。
が……みるみるうちに体温が上昇、あっという間に39℃を突破したのです。
遂に寝ることも辛くなり、病院へ行こうと決心。
保険会社に連絡して通訳をつけてもらうようにお願いしたのですが、20分も待たされた上に、
「アフリカは別の会社が担当しており3,40分ほど待ってもらうことになる。待ってもらっても電話越しでの通訳しか対応できない」
と言われたので、諦めて会社のマネージャーに診療所まで連れて行ってもらいました。
海外での初病院なのでビクビクしつつ、申し訳程度でもと地球の歩き方を持って、フラフラしながら徒歩で向かいます。
着くと早速、検尿をして、マラリアの検査に移りました。
案内されたのは小さな検査室みたいなところ。
すると先生におもむろに左手を掴まれたので、焦って「右手にお願いします」と伝える。
そのまま右手の人差し指のヒラに針を刺され、そこから出てきた血を摂取され検査は終了。
マラリアの検査するときは、左利きは絶対に右手を差し出すこと!いいね???
10分ほど意識半ば死にそうになりながら待ちましたが、結果はネガティブ。
マラリアもなんか別の病気も、発症していないことがわかりました。一安心ですね!
そのあとは奥の診察室へ連れていかれ、日本の病院によく似た、きちんとした部屋で診察を受けることができました!
問診票は全く読めませんねwww
症状について拙い英語で事細かに説明し(google翻訳ありがとう!)、薬を受け取って帰りました。
持っていったものの使わなかったのですが、「地球の歩き方」には病院にかかるときの指差しワードもまとめられていたので、持ってると安心かも!
薬をちゃんと飲み続けたらバッチリ回復しました!
さすがインドから輸入している薬…1日で熱は36℃台まで落ちました(笑)
が、2日間寝たきりでしたし、本当に死ぬかと思うほど腸痛と熱にやられたし、薬のために無理にでもご飯を食べないといけないので。
こんな体験は二度としたくない!!!!
今回のまとめ(反省)
さて!ここからが本題ですね。
今回の病気になるまで、飲料水は重々気をつけていました!
しかしそれでは詰めが甘かったというころですね。
気をつけていたことを振り返り、今後どうすると病気にならなくて済むのかを考てみましょう!
- 飲料水は絶対にミネラルウォーターを使用
- 歯磨きで使用する水もミネラルウォーターを使用
- シャワーを浴びるときは目や口に水が入らないように注意
- 家での食事やコンタクトを入れる前は日本から持参したアルコール消毒液を使用
- 外食の際には石鹸で手洗いをして紙ナフキンで拭いてから食事
- 量をセーブしてでも1日3回ご飯を食べる
- 果物も食べる
- 屋台の飯は極力避ける
ですね!
これを注意して、熱が出てから1ヶ月間以上生活していましたが、
僕が実際に取り組めた新しい事項は「果物も食べる」のみでした…w
それでも、これ以降全く病気にかかっていません。
やはりビタミンや多くの栄養が必要だということでしょう!!!
実際ここは南国というのもあり、沢山のフルーツを食べることができます。
バナナ、パイナップル、マンゴー、アボカド、オレンジ、パッションフルーツ、ジャックフルーツ、スイカ、などなど。
フルーツのフレッシュジュースも豊富にあるので、自炊しない人もフルーツは絶対に摂取しようね!
また、ザンジバルの場合はイスラム圏なのでお酒は少ないですが、場所によっては「お酒を飲みすぎない」も当てはまりそうです。
アフリカで40℃の熱が出ると本当に怖いから、マジで。
みなさんも渡航する場合には十分にご注意くださいね!!!!