【高いって聞くけどホント?】旅人に不評なナイトマーケットに潜入し、現地人目線から実状を語り尽くす。

Jambo! おぐ(@ry_ogu)です!


先日公開しました、地元民しか知らない「フォロダニ公園」のワンランク上の楽しみ方ベスト5


大変ご好評をいただきありがたい限りでございます…!



ですが。ですが!!!!


僕あの記事には相当自信があるんですが、どうしても1ヶ所だけ物足りない部分があるんです。



第4位 ナイトマーケット


そうです、これです。


紹介したいことだらけだったのに、記事の長さの都合上、第4位だけ内容が薄くなってしまいました。



それじゃ普通のブログと変わらん!しょーもな!!!


心の声を叫びながら、今回はナイトマーケットに改めて潜入してきました



やってやるぜお前ら。「高いしクソ」と言われる、ナイトマーケットの真相に迫ってやるぜ



ちなみに前回の記事はこちらから!(もちろん大変好評を頂いている“自称”良記事なのでぜひ!)


ry-ogu.hatenablog.com



【出陣】いざナイトマーケットへ




やってきました「フォロダニ公園」



戦闘準備満タンの僕を迎えるは、無防備すぎる愛くるしい猫太郎。



はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!?!?!?可愛すぎやろ…!!!!」というのはどうでもいいのですが、


実際、夕方〜早朝にかけてのフォロダニ公園には異様な数のノラ猫が湧きます


これは観光客やお店から出る食事のゴミを漁りに来てるんです。




こんな感じで。11匹いますよ、全部見つけられました?


10匹のあなた、もう少し頑張りましょう。
12匹のあなた、ヤバイものが見えています



そんな茶番は置いといて、食べ物レビューしていきましょうね。



今回はオススメ度を★★★☆☆みたいな感じで表して、オススメ順にいきますね(これは星3つ)


※あくまでも主観レビューですので予めご了承ください。



★★★★★ ザンジバルピザ


まずはこちら!僕の中で堂々の1位、ザンジバルピザ


前回記事でも紹介するほどのオススメ度、文句なしの★5です。



ザンジバルピザ、どんなピザ?と言いますと、


生地の上に具材を乗せ、両面を焼き上げてケチャップ&マヨネーズで食べるもの。


ピザというより、ザンジバルお好み焼きって感じですね!



おぐオススメのしょっぱい系「ビーフ アボカド ベジタブル」5000シリング(250円)


こーーーれが超美味いのよ。



ということで、メニュー載せときますね。




ところがどっこい、メニューに「SALT PIZZA」と書いてますね…


ということは、つまりですよ。


「SWEET PIZZA」が存在するわけなのです!!!




…ちょっとイメージできませんよね?


ということで、今回収録した甘い系「バナナ ヌテラ」の調理動画をご覧くださいませ!




おぐさんの声がうるさいですがスルーしましょう。そろそろ読者さんも僕の声を覚えてきそうw


このように焼き上げて、できたものがこちら。



ん〜〜〜〜〜ま!!!(美味い)



味はまさにチョコバナナ。


さっきのしょっぱい系が「ザンジバルお好み焼き」なら、甘い系は「ザンジバルクレープ」で決まりです。



「ザンジバルピザ」は、ストーンタウン在住の僕が帰国してから絶対に作ってやろうと思っている食べ物2つのうちの1つです。


ちなみにもう1つはチャパティなので、料理としては実質これだけですね(笑)


それだけオススメ、★5です!



ちなみにザンジバルピザのお店はいくつもあるのですが、オススメは「Mr. MANGO(ミスターマンゴー)」





味はどこもさほど変わらないのですが、このミスターマンゴーはサービス精神旺盛です(実際あの動画でも歌ってくれましたw)。


メニューも比較的豊富なお店なので絶対にここにしましょう!!!



★★★★☆ ケバブ


続いて★4はケバブ!


いや、もう実際はザンジバルピザ以外どーでもいいんですが(笑)


そんなことを言っていてはナイトマーケットを語れないので、まじめにレビューしていきますよ!





どーでもいいとか言いつつ、これは普通に美味いです!



ただ、まあ日本で食えるのと大して変わらないので★4です。


わざわざザンジバルまで来てケバブかよ…って思うのは否めないですが、美味いので是非!!!




ラップに包まれて渡されます。これで3500シリング(175円)。値段は全店舗同じです。



ちなみにザンジバルではケバブのことを「シャワーマ」と言います。


ケバブと言っても通じないのでご注意を!



★★★☆☆ フルーツ


続いて★3はフルーツです。



南国のフルーツを色々楽しめていいのですが、値段が高いのと衛生面の怖さが難点


昼間なら街中に入れば食えるものばかりなので、そちらをオススメします!



ちなみに前に紹介した「LUKMAAN」では、新鮮なフルーツを食べれますよ( ・∇・)



おぐが最高にオススメするレストラン「LUKMAAN」の記事はこちら


ry-ogu.hatenablog.com



★★★☆☆ サトウキビジュース


同じく★3にサトウキビジュース


1杯2000シリング(100円)と安いのですが、好き嫌い別れる味なのと、量が多く飽きてしまうんですよね。


専用の機械を使って、目の前でサトウキビを絞ってくれます!




ここでスイッチが入るおぐさん。


「え、どうせなら回してみたくない…!?」


「おっちゃんやらせて!!!」とガキンチョのようなお願いを快諾してくれるサトウキビのおっちゃん。


さーて、サトウキビジュース作り体験スタートです!




固いのを左利きのせいにする言い訳や、「よし!」と意気込むカメラ目線が少々ウザいおぐさんですね(笑)



味はそのままノーマルか、レモンを挟むか、生姜を挟むか、レモン&生姜を挟むかの4種類!値段は全て同じです。


ノーマルはオススメしません。めっちゃ渋いです(笑)



オススメはレモン&生姜!レモンの風味と生姜が臭みを消して美味しいです!


生姜が苦手な人は、レモンのみでも楽しめます!




★★☆☆☆ 串焼き


次は★2、串焼きです。


低評価の理由、それは値段が高いの一言。




エビやタコ、イカやマグロなどの海鮮串。


多彩なビーフ、チキンの串。


めっちゃ美味しそうなんです!なのに!高い!1本4000シリング(200円)!!!


海鮮に至っては6000〜10000シリングするものも。



日本円で換算すると安く感じるかもしれませんが、街中では何分の一かのお値段で食べれます


よっぽどお腹が空いているときか、海鮮串を食べたいとき以外は諦めましょう。



ちなみに海鮮串は、仕入れ値が高いため売れ残りを次の日に持ち越しているという噂があるので怖いです。あくまで噂ですよ!


また、現地人は串焼きをバクバク食べているので、観光客価格がかなり高くセッティングされているものだと思われます。


うーーーん。という印象なので★2でした。



★☆☆☆☆ ソーダ、タバコなど


最後はなんと★1。ソーダやタバコなどの個人商店で買える商品ですね。




こんな風に色々揃ってはいるのですが、値段は規格外です。


ソーダは1本2500シリング(125円)。個人商店が1000シリング(50円)なので高いのが分かりますね。



タバコに関しては銘柄によって値段は異なるのですが、個人商店で1箱2000シリング(100円)のCLUBという銘柄で見ていきます。


タンザニアはタバコを1本単位でバラ売りもしているのですが、ここのCLUBは1本500シリング(25円)


4本買うだけで個人商店なら1箱買えちゃいますね。まさかの5倍の価格です。



飲み物、タバコが欲しい人は、絶対に事前に街中の個人商店で買ってから持参しましょう!!!


おぐ兄さんとのお約束!



ナイトマーケット注意点


というわけで一通り商品について紹介していきましたが、最後にいくつか注意点です。


  1. イスラム圏なのでお酒を持ち歩かない!レストランで飲もう!
  1. 夕方以降はハマダラカ(マラリアの可能性がある蚊)が増えるので虫除けを忘れずに!
  1. 串焼きのキャッチは強引なので強気で「Sitaki!」(スワヒリ語で「要らない!」)


この3つに注意できれば、あなたもナイトマーケット・マスターの仲間入りです!



僕もいつも、近くのレストランで飲みますよ!




フォロダニ公園の場所


フォロダニ公園の場所はこちら!


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今回のまとめ

  • とりあえず「ザンジバルピザ」はマジで美味いから食べてほしい
  • その他は腹の空き具合やお財布と相談しよう
  • ジュースやタバコは高いので個人商店で買うこと
  • ビールは絶対に持ち歩かないでね
  • マラリアや強引な客引きに気をつけて!

と、いうことで。


第4位 ナイトマーケット


語りつくしましたよ。


(流石にこんだけの記事を、先日の記事に追加できないw)



ナイトマーケット、ネットの情報や旅人情報だと評価イマイチですが、実は見どころはあるんです!それが皆さんに伝わってたらいいな。



それではみなさん、Tutaonana!(←これ「またね!」って意味です)

【ストーンタウンが誇る絶景公園】地元民しか知らない、ワンランク上の楽しみ方ベスト5



Jambo! おぐです!


今日も元気に地球の歩き方」超えたろ!思ってやっていきますよ。



突然ですが上の写真、海がめっちゃ綺麗じゃないですか!?


今日は旅行者がストーンタウンを訪れる際に、絶対に一度は訪れるこの場所についての詳細です。


朝、昼、夜で色んな顔を持つ、そんな素晴らしい公園をご紹介しましょう。



目次


憩いの場 フォロダニ公園





今回の場所は「フォロダニ公園」


地元の人にも観光客にも人気の、清々しいほどまでに綺麗な公園です。



2009年7月に改装工事が完了し、美しい公園が蘇ったそう。


それにしても10年経つのに、なんとも綺麗な公園なことか。



さて!今からこのフォロダニ公園の素晴らしさをガッツリ語って行くのですが、


ただでさえ観光客が満足するこの公園。


しかし地元の人だからこそ知ってる、フォロダニ公園の「最高の楽しみ方」知りたくないですか…?



単にツラツラと紹介しても面白くない訳ですよ!


そんじょそこらのブログと変わらない訳ですよ!



俺はストーンタウンの住人や!だからこそ伝えたい!このフォロダニ公園の真の素晴らしさを…!!



という訳でですね。今回は楽しみ方を厳選し、ランキング方式でご紹介します。



「このタイミングにこれば間違いない!!」


フォロダニ公園のワンランク上の楽しみ方ベスト5!やっていきますよ〜!



第5位 昼間にブラブラ



まずノミネートされたのは昼部門から!


まあいわゆる王道の楽しみ方です。



日差しは暖かく、カラッと陽気。そして海風が心地よい。


そんな海を歩いていきますよ!


昼間は少し暑いので、スプライトを買ってレッツゴー!




町の中から西に向かうと、一面の海に出ます。






こんな海を見ながらカップルでブラブラするの、控えめに言って最高じゃないですか…?



そのままブラブラ歩いていると…


お洒落な六角のモニュメントも見えてきます。




そして奥に見えるのは「驚嘆の家」と呼ばれる歴史的建造物ですね。




これはかつて宮殿だった建物で、現在は工事中で中に入ることはできません

残念。



そのまま海沿いを歩いていきましょう。




相変わらず綺麗な海と公園!!!




…ん、おや。何かありますね。近づいてみましょうか。



なんと、本物の大砲があるんです!




戦争のときに引っ張り出されたものなんですが、そのままモニュメントとして放置されています。



僕はここに座ってボーッとするのが好きなので、よくこんな感じで。



インスタ映えってやつです(笑)



そのままのテンションで自撮りなんてしちゃってます。




という、公園が一通り王道に楽しめるというのが第5位です!



これだけでも最高だと思いますよね。でもまだまだ行きますよー!



第4位 名物ナイトマーケット


第4位にランクインは、フォロダニ公園名物のナイトマーケット


これもかなり有名で、旅行者さんの間でも「一度は行った!」と聞きます。


実際、僕もザンジバル初日はウキウキしながらナイトマーケットに行ったのを覚えています!


そのときの写真がこちら




初めての屋台で、どでかいバナナを発見!!


そのまま食ってみました。



1口味見して「うわ!ほんまにバナナの味がする!!!」


当たり前なんですけどね。(笑)


物価も分からないまま、4000シリング(200円)で購入。



ケチャップにつけて食います。


飽きるので、最後までは食えずにギブアップ…



そのあとは、現地の人が大好きな「ウロジョ」というスープを食べることに。



鶏ガラベースっぽいのですが、そこに豆が打ち込まれた少し酸味のあるスープ。


カレーに似てるという方も多いです!



中身は、練り物やゆで卵、牛串や野菜など健康的なもの!


こっちは普通に美味しいです!


ちなみに3500シリング(175円)。スモールサイズは2000シリング(100円)です。



そして最後は、このナイトマーケットで唯一オススメするザンジバルピザ」



いくつもお店はあるのですが、ナイトマーケットは観光客向けの価格帯で高いんですよね。。


安い屋台は街中にあるので普段はナイトマーケットには来ませんが、ザンジバルピザだけは別!


ザンジバルお好み焼き」って感じ。


小麦粉の生地の中に具を入れて両面を焼いたもの。



僕はこの「ビーフ アボカド ベジタブル」5000シリング(250円)が大好きです!!


これだけはマジで屋台で食ってほしい!


逆に言えばその他のものは町中のローカル屋台の方が安いので、雰囲気を味わうだけで良いくらい!



というのが第4位ナイトマーケットでした!



↓ナイトマーケットに潜入した詳細な情報はこちらから↓

ry-ogu.hatenablog.com




ここまでは大体の観光客は通る道なんですが、こっからがワンランク上の楽しみ方ですよ!


どんどん飛ばしていきましょう!



第3位 早朝の散歩


第3位にして「早朝」がランクイン!!


時間は大体、朝6時ごろがオススメですね。


明るくなってきた辺りです。


この時間帯は、普段見れない「少し寂れた雰囲気の海」を見ることができます!


人気のない町から海に向かいます。



路地もガラガラ。寂びを感じますね。



公園に続くトンネルを抜けると




そこには静まり返ったフォロダニ公園が。



この時点で僕は結構好きです!


気温も涼しく快適で、少しばかりの散歩客がいるだけ。


とてもアフリカとは思えない公園の情景が浮かびます。



屋台の方に向かうと、



…大量のゴミですね。


午前8時くらいになると清掃のお仕事さんがパパッと掃除するのですが、この時点では残骸がひどいです


まあでも何とも言えない寂れた感じが僕は好きです(笑)



ゴミを漁る猫を傍らに、海の方に向かいましょうか。




海に浮かぶドリーマーズレストラン


ここへの潜入記事は後日改めて!




散歩を続けます。



地元の子らは朝から泳いでますね!




砂浜ではサッカーをしています。




公園からは出ちゃいますが、海の方へ歩きましょうか。


地元の人が朝の体操やランニングをしています。




砂浜には打ち上げられたヒトデも(笑)




なんて魅了される景色。


広大で飲み込まれそうな、不思議な感覚に陥ります。





遠くに見えるダウ船も、まるで絵に描いたよう。



海は冷たくて気持ちいいです。





おまけでプリズンアイランド行きの船の運ちゃんを一枚パシャリ。


「撮っていいか?」「寝てるから好きに撮ってくれ」と適当な運ちゃん。




最高に優雅なひと時です。



ストーンタウンにお泊まりの際には、ぜひ朝の散歩をしてみてください!



第2位 昼下がりのカフェで読書


個人的に大好きなのがこれ。


僕の休日は半分くらいこれに溶けます(笑)



このように、フォロダニ公園の海沿いにはいくつかの露店カフェがあります。


そこでコーヒーを啜りながら読書をするのが最高なんです!



お店の雰囲気はこんな感じ



席でもゆっくりくつろげます。






ストーンタウンで暮らしてる僕でも有数のお気に入りスポットで、持ってきた本やKindleなど、何時間も読書してます。


コーヒーはわずか3000シリング(150円)なので文句なし!


喫煙者には灰皿も貸してくれるみたいです!



昼下がり 海を目前に、ここでゆったり過ごす読書の時間が本当に幸せなんです。


観光めぐりで歩き疲れた際には、ぜひここで一休みしていってください!



第1位 最ッ高の夕日


堂々の第1位は、文句なしで夕日です!


多分、間近でこの夕焼けを見た人は全員、第1位に納得するのではと思います。


ストーンタウンは島の西側に位置するので、それはもう絶景の夕日を拝めます。



ここまできて出し惜しむのもアレなので、この動画をご覧ください!



フォロダニ公園の夕日


どう?どう???ヤバすぎん!?!?!?


マジで語彙力が無くなる景色なんです。


ちなみにこれ携帯での撮影なのですが、リアルで見ると1億倍くらい綺麗です。



一応、何日かに分けて撮った写真も載せときますね!



曇り空の日。これはおととい!




これは晴れの日!




上の写真、ぼかして撮ってみた。




陽が落ちるところだけ雲がかかっていない日。


めっちゃ幻想的じゃない???





個人的にはこの写真が一番好き↓




これは夕日が落ちた後の寂び景色




おまけで動画を撮った日の自撮り(笑)




という風に、ほんまに日によって夕日の顔も全然違うねん!!!


なので毎日行ってもほんまに飽きひん!


これが堂々の第1位ですね!



今回のまとめ

  • 第5位:昼間のお散歩
  • 第4位:ナイトマーケット
  • 第3位:朝のお散歩
  • 第2位:昼下がりの読書
  • 第1位:夕日


となりました!!!


動画合わせて50枚にも及ぶ今回の記事、最後までお読みいただきありがとうございます。


バカ高い熱量が伝わりましたでしょうか?(笑)



なかなか全部体験することは難しいと思うので、このベスト5を参考に、フォロダニ公園に狙って来ることをオススメします!


ストーンタウンに訪れた際には、ぜひフォロダニ公園を満喫していってください٩( 'ω' )و



それではみなさん!Tutaonana!

【ザンジバル飯】「ローカル」「安い」「美味い」三拍子揃った、ストーンタウン随一のローカルレストラン

どうも!自称ザンジバル観光大使おぐです🇹🇿


ザンジバル現地でゲストハウス経営に携わってると、お客さんから色々質問を受けるんですが、その中でも特に多いのがこれ!


ザンジバルローカルで安くて美味しくてオススメのレストラン知りたい!」


  • ローカルで
  • 安くて
  • 美味しい

そんな三拍子揃った、夢のようなレストランがあると思っているのか!!!





あるんですよねぇ〜( ◠ ‿ ◠ )(ニンマリ



いざ入店…!!


今回紹介するのは「LUKMAAN」というお店!


どうやら読み方は「ロクマン」みたいです。



店の入り口は結構わかりやすいので、地図があれば問題なく到着できます!



入店後、まず目に入るのは吊るされた大量のフルーツ!



ザンジバルもゆーて南国なので、沢山の南国フルーツを楽しめるわけです。



さてさて入っていきましょう。


LUKMAANには通常テーブルの1階とルーフトップの2階があります。


こちらが1階で




奥の階段を登ると、




こちらが2階





店内は見てわかるように、観光客も地元の人も半々くらいでいます。



天気も良くて席も空いているので、今回は2階にしましょう!



地元の人も愛するローカルフード


さてさてまずは、いかにローカルであるか


やっぱりアフリカの島まで来たからには、ローカルな食べ物に挑戦してみたいですよね?


でも「そもそもどんなメニューがあるのか分からない…」って方もいらっしゃいます。



LUKMAANの良いところは、実物を見て、指差すことで食べ物を購入できるんです!



1階右手にはカウンターがズラーっと並んでおります。


軽食系から




もちろんガッツリ飯




お肉やシーフードまで



幅広いメニューを揃えているのが特長です!



なので、指差しで注文できるのはもちろんのこと、


その日のお腹の減り具合に合わせて柔軟に注文できるんですねー!


「注文したら思ったより多かった…!」なんて心配もご無用です!



もちろんメニューもあるので、こちらを見て注文でもOK!





オススメはピラウ(スパイスご飯)ですが、僕は今回はチキンバーガーとチップスにしました。





このように、メニュー豊富に取り扱っており、


ザ ・ローカルフードからちょっと高級なお肉やシーフード、ピザやバーガーまで選び放題です!


地元の人もいっぱい来るってポイントも、ローカルフードを扱ってるんだなあって分かるので良いですよね!



これがまた安いのよ


先ほどのメニューにもあるように、全体的にお安い価格設定です!


例えば、今回の僕は
バーガー5000シリング+チップス2000シリング=7000シリング


これは日本円で350円ほどになります。


カレーでも6000シリング、ピラウだと3500シリングなので、ほんまにお手頃価格!!!



極端に安すぎるローカルレストランだと2000シリングほどで食べれるのですが、正直言って死ぬほどまずいこともしばしば。


そう考えるとワンランク上のローカルフードということで、観光客でもトライしやすいお店なんです!



そして味も申し分ない


特別美味い!!!!って訳ではありません(笑)



ですが、それもまたローカルな一面。


この美味しさで他のお店で食べようとすると、平気で12000〜15000シリングはかかります。



LUKMAANは観光客もしっかりターゲットに含んでいるため、適当な味付けではありません。


旅行者がしっかりリピートしてくれるよう、美味しさにもこだわっているそうです。


だから、ザンジバルのローカルレストランの中では、ピカイチな美味しさというわけなんです。



それだけじゃない!もう一つの魅力


さて、ここまで「ローカル」「安い」「美味い」の三拍子を語ってきましたが、僕が本当にオススメしたいのはこちらなんです。



みなさん、当記事の2枚目の写真。覚えていますか?


こちらですね〜!



そうです!!!


まだこの色とりどりのフルーツを語っていない!!!


これを堪能せずしてLUKMAANは語れませんよ!!




これをね、実は目の前で果実を切って、フレッシュジュースにしてくれるんですよ…!




フレッシュジュースはザンジバルでも1つの売り商品。


中でもLUKMAANでは安くて美味しい、そしてたくさんの種類のフレッシュジュースが楽しめます。


そのメニューがこちら👇





なんとフレッシュジュース、フードメニューと同じくらいありますwww



こりゃもうどっちがメインか分かんねえなwって思ってます(笑)



僕自身、1番の推しは実はこれらフレッシュジュースです。


本日はデザートにアボカドバナナをいただきました!




ちなみにこちらの写真は別日のものですが、「Take away please」とお願いするとお持ち帰りもできます!



実は僕、3日に1回はLUKMAANでフレッシュジュースだけ買って、街で歩き飲みしてます(笑)


日本のJDが「スタバなう!」っていう気分ですw



価格もお安い3000シリングなので、日本円では150円ほど。


野菜が摂取しずらいアフリカでは、フルーツは必需品ですね!!!



オススメの来店タイミング


このお店は日〜土まで毎日開いています!


観光客もターゲットにしているため、ムスリムのお祭り(タンザニアの祝日)でもちゃんと開いています!


営業時間は8時〜23時。


朝、昼、夜どれもオススメですが、12時〜13時と土曜の20時以降は混んでることが多いので注意!


ザンジバルの人は昼食も夕食も遅めな文化のため、お昼ご飯なら早めに、晩ご飯なら早めor遅めを狙いましょう!


ただし遅すぎる時間はフレッシュジュースの在庫切れも予想されるのでご注意です!



アクセス


LUKMAANはストーンタウンのど真ん中にあり、海辺のフォロダニ公園から徒歩10分、市場から徒歩5分とかなり近いです!



写真の赤いルートがフォロダニ公園からLUKMAAN青いルートが市場からLUKMAANです。


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今回のまとめ

  • 「ローカル」「安い」「美味い」が三拍子揃ったお店がある
  • フレッシュジュースも最高。これだけで来るのもあり
  • 朝8時から夜23時まで開いてる!
  • アクセスも良いし通いやすい

ストーンタウン随一のローカルレストラン「LUKMAAN」


気に入って通い詰めるほどのお客さんもいるので、ローカル安うま飯を堪能したい方は、ぜひ足を運んでみましょう!!!



それではみなさん、Tutaonana!!

【死ぬまでに行きたいレストラン】常連店「THE ROCK」が神々しすぎた…!

Jambo! 自称ザンジバル観光アンバサダーのおぐです!



突然ですがみなさん「死ぬまでに行きたいレストラン」と謳われるお店に興味はないだろうか?


今回はね。この記事を読んでくれた人全員に勧めたい場所なの。


それくらい素晴らしいレストランだった…


語彙力が無くなるほどに…



今回訪れたのはココ!


そんなわけで本日ご紹介するのは、

海の上のレストラン こと 「THE ROCK」!



ザンジバルの現地人なら知らない人はいない、島が誇る超有名店!


訪れる観光客を魅了させ、その様はまるでジブリのよう。


車なしでは訪れられない秘境

ストーンタウンから車で1時間半、パジェからでも15分かかるその場所へ。


友達のタクシー運ちゃんを呼んで、うちのゲストハウスのお客さんと4人で聖地へ向かう。




一同「「「雨やん!!!」」」


「えーーーめっちゃ先行きが心配…」
「綺麗なTHE ROCK見れるかな…」

と不安になる一同。


タクシー運ちゃん「ゆーて2分で止むよ!HAHAHA!」


信憑性皆無な励ましのもと、遂に到着!



その島は本当に海に浮いていた!


でも曇っている…綺麗けど…



いざTHE ROCKへ!


海が満ちているときは船が迎えに来てくれるみたいだが、この時間帯はギリ歩いて行ける。




14時〜16時に予約していたので、なんのことなく無事入店!


「このお店に来るために日本から来たので、ロケーション最高な席が良いな!」


と予約時に伝えておいたのが功を奏したのか、席は屋外のベランダ席!




この時である。


一同「「「あれ…?晴れてるんじゃね???」」」


と覗いた景色がこちら




うわぁーーーーーー!晴れてる!海が透明!奥まで青い!綺麗!



子どもさながらに覗き込む僕の写真もどうぞ。




ちなみに店内も落ち着いた雰囲気で綺麗でしたよ!




ロケーション負けしない料理たち


景色の盛り上がりも一段落し、料理を頼む一同。


まずはビールから!って事でかんぱーーーい!!!




料理はまあまあするけど、ロケーション代と考えれば文句はないお値段。


名物「THE ROCK special」と、パスタ、牛ステーキを注文してシェア!



名物 THE ROCK special「どーーーーーーーーん!」



料理の味はまあまあって聞いてたけど、これを食ってから言ってほしい!!!



どデカいロブスターをはじめ、タコやイカ、エビなど複数のシーフードがめちゃんこ美味いの!!!



食べ終わった一同は最高に満足。


だがこれだけでは終わらないのがTHE ROCK の良いところ…!


ベランダからの感動の海、海、海

料理とデザートまで平らげて大満足の一同。


料金も、1人飲み物1つと満腹になるほどの料理、それにデザート1つずつ。
それで1人40ドルほど。


飲み会1回行かなければ、こんなに幸せな体験ができるんですぜ…!?


そこに待っていたのは、感無量の晴天と海でした。




おぐさん、最高のロケーションと料理に大満足のご様子。





もちろんみんなで





最高のご馳走とロケーション、さらに晴天に恵まれてお店を後にしました。


なんて綺麗な外観なことか


お店を出た時刻は16時過ぎ。


潮は引いていましたが、最高の景色がお見送り。






第一印象が曇りで期待以下だったからこそ、神秘的な景色とのギャップに余計に感動!



海辺には地元のガキンチョどもが観光客相手に貝殻を売っていました。


彼らと少し遊んでみる。



彼らとてお金稼ぎで歩いている身。


ちゃんと最後にはパフォーマンスにチップを渡しました。




17時にタクシー運ちゃんの迎えが来て、これにて「THE ROCK」は終了です!


気になる予約方法


このお店は予約無しでもいけるみたいですが、満席になると入れないので予約は絶対にしていきましょう!


こんな秘境までタクシーで来て、入れないとか言われたら辛いですもんねw



でも「英語で予約なんてできるかな…ちゃんと伝えられるか不安。」


っていう人、いると思うんです!


だって僕も同じ思いだったので(笑)


ご安心ください。このお店、サイトからネットで5分もあれば予約できちゃうんです。


「THE ROCK」公式予約ページ
book.therockrestaurantzanzibar.com


上のURLから予約ページに飛んでもらい、


f:id:ogu38:20181001183358p:plain


日程、人数を入力します。


f:id:ogu38:20181001183355p:plain


次に予約の時間帯
12:00〜14:00
14:00〜16:00
16:00〜18:00
18:00〜20:00


から1つ選んで「Go to Checkout」をします。


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最後に、配車の有無、名前や携帯番号、メールアドレス、要望の入力をします。


ちなみに「このお店に来るために日本から来たので、ロケーション最高な席が良いな!」


と要望したのはこの項目です!


すべて終了して右下の「Reserve Now」を押せば、登録したメールアドレスにeTICKETが届いて予約完了です!



え、それだけ?しかもeTICKETなの?


そうなんです!!!ハイテクでしょ?(笑)


料金も後払いで、現金とカード(VISA,MasterCard,AmericanExpress)が使えるので安心!


当日は到着したらeTICKETを提示するだけでOKです!


アクセス

ストーンタウンからタクシーで約1時間半。


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タクシー代の相場は片道40ドルほど。僕は友達価格で35ドル(80,000シリング)でした!


4人で片道20,000シリングずつなので、もちろん複数人で行くほうがお得です!


タクシー運ちゃんには「THE ROCK に行きたい!」と言えば通じます。


今回のまとめ

  • ザンジバル島には「死ぬまでに行きたいレストラン」がある!
  • ロケーション抜群、料理最高、その魅力はまるでジブリ
  • 予約は絶対にしよう!ネットで簡単!

いかがでしたか?( ・∇・)


アフリカにお越しの際には、ぜひともここまで来ることをお勧めします!


絶対に後悔はしません!!!



デートなんてしてみたら、絶対に女の子は落ちますよ!男性諸君!!!w



それでは皆さん、Tutaonana!

これだけ覚えれば大丈夫!ザンジバル旅行が100倍楽しくなる、使える初級スワヒリ語6選



Jambo! おぐです!


前回の記事では、ザンジバル島で英語は通じるのか?他にどんな言語が話されているのか?についてお話ししました。


今回の記事では、前回の記事の続編となります!


🔻前回の記事はこちら🔻

ry-ogu.hatenablog.com



前回の記事や今回のタイトルにもあるように、スワヒリ語をちょちょいと使ってあげるだけで、現地の人々はとても喜んでくれます!そして自分も楽しい!


また、現地のクラブやバーなどでは、他の人とすぐに仲良くなれるネタ要素も持っています(笑)



とはいえ、いざ「スワヒリ語 日常会話」と検索しても、見辛いサイトや詳しすぎるサイト、情報の古いサイトしか無かったんですよね…。


現在滞在1ヶ月半の僕も、初めはいくつかのサイトを参考にして生活していたのですが、どうも使う/使わない単語があることに気付いたんです。




一方で、渡航前の僕も含めて、実は現地を訪れるときに言語って結構気になりますよね?


それがたとえ、英語が通じるところでも!!(アンケートも物語っています)


というわけで今回はザンジバル島へ単なる旅行に来た人」だけに向け、数日〜数週間滞在する分には過不足ない言葉を厳選しました!⚠️


2018年9月30日現在、ザンジバル島で余暇を過ごすのが100倍楽しくなる、スワヒリ語の厳選表現6種類、紹介していきます(*´꒳`*)



目次


Jambo!(ジャンボ)


これは「こんにちは!」という意味です。


英語で言うところの「Hello!」ですね!


返しはそのまま、「Jambo!」でOKです。



これは中学校の英語の教科書の裏表紙にある“世界のあいさつ”あるあるですよね!(笑)
皆さんも一度は聞いたことがあるかと思います。



実はこの「Jambo」というあいさつは文法的に正確ではなく、観光地でしか使われないそうです。


単数/複数に分かれて「Hujambo?」-「Sijambo!」「hamjambo?」-「Hatujambo!」とかあるのですが、覚えなくて問題ありません(笑)


ザンジバルでは、現地の人も「Jambo!」と声をかけてくるので心配ありません٩( 'ω' )و



Poa!(ポア)


これは「いい感じ!Good!」って意味です。


スワヒリ語Facebookのいいね!もPoa!だとか…?


とにかく万能な単語で、「なんか良さげやな」ってときにはバンバン使っちゃってください!英語の「Good」と同じ使い方でOKです!



代表的な使い方は、「Mambo?(マンボ?):調子どう?」と聞かれたとき。


英語では「How are you?」ですね。


返し方はもちろん「Poa!(ポア)」。


正直ザンジバル旅行では、次のと並んで「Mambo?」-「Poa!」が一番使いますね。


この会話表現は「Jambo!」より使う(というか、現地の人がひたすらMambo!と言ってくる)ので覚えておきましょう!



Asante!(アサンテ!)


ありがとう!」という意味の単語。


買い物で、レストランの会計時で、ホテル宿泊時で、あらゆる場面で使えます!現地の人にはぜひ使いましょう!喜ばれ度が倍増します!



ちなみに、「Thank you so much!」のように「めっちゃありがとう!」と表現したい場合は、「Asante sana!(アサンテ サナ!)」と言いましょう。


「sana」は英語で言う「very」みたいなものだという認識でOKです!



Karibu~!(カリブ〜!)


また、もし逆に「Asante!」と言われた場合、「どういたしまして!」と言いたいですよね?そんなときに使うのがこの単語。


「Karibu!」には大きく2つの使い方があります。

  1. どういたしまして!:You are welcome!
  2. ようこそ!:Welcome!

英単語を見て気づいたかと思いますが、karibu = welcome みたいなもんです。


双方とも「こちら側に迎え入れる」みたいなニュアンスですね。


この「Karibu」は実は他の意味でも使われるのですが、上に挙げた2つを覚えておけばなんら問題ありません!



Sitaki!(スィタキ!)


これは「要らない!I don’t need!」という意味です。


なぜこの単語が必要かと言いますと、ザンジバルの観光都市では、とにかく物の押し売りやタクシーの勧誘が多いからなんです。


もちろん英語で断ることもできますが、彼らとて生活のための商売。多少の強引は承知で話を持ちかけ
てくるので、英語で断るのも一苦労します


そこで使えるのがこの単語。


咄嗟に「Sitaki!」と言ってしまえば、大抵の相手は「え…こいつスワヒリ語を話せるんか。他の観光客と違って粘っても無駄やな…」と諦めてくれます。


マジで?と思うでしょうが、マジです。


この単語は僕もストーンタウンを歩いていて非常によく使います。



Mimi ni Mjapani.(ミミ 二 ムジャパニ。)


最後はこの一文!「私は日本人です。」という意味です。


個人的にめーーーっちゃ使います!ただ、これは別に使わなくても良いです(笑)



ここで挙げた理由は、チナハラが多いからなんですよね。


ん?チナハラって…?チナ・ハラスメントです(笑)


アフリカという性質上、アジア人を見つけると「チナ!チナ!」「ニーハオ!」とめちゃめちゃ言われます。毎日当たり前のように言われます。3歳4歳の幼児でさえ言ってきます。


幸いなことにザンジバルでは中国人は嫌われていないので、物理的差別を受けることはありません。


でも

俺は日本人や!!!」って撤回したいですよね?

僕はしたいです。


「I’m Japanese!」でも良いのですが、僕はあえて「Mimi ni Mjapani!」と言っています。なんかスワヒリ語やん!って思わせたい単なるカッコつけです。同志の方はぜひ使いましょう!!



ちなみに文構造を知りたい!という方へ。


「Mimi ni 〜:私は〜です」という意味で、「Mjapani:日本人」を意味します。


単に「日本」と言いたい場合は「Japani(ジャパニ)」です!



今回のまとめ


  • Jambo!:こんにちは!
  • Poa!:いいね!
  • Asante!:ありがとう!
  • Karibu!:どういたしまして!/ようこそ!
  • Sitaki!:要らない!
  • Mimi ni Mjapani.:私は日本人です。


以上の6つがあれば、英語が通じるザンジバル島でも、より快適かつ楽しい日々が送れること間違いなしです!



これからザンジバルに訪れる予定の方は、ぜひこの6表現をマスターしてみてください♪( ´▽`)


それではまた!
Tutaonana!

【徹底解説】ザンジバル島って何の言語?英語通じる?




こんにちは!おぐです٩( 'ω' )و



このページを開いたあなたはきっと、


ザンジバル島に旅行するんだけど英語は通じるのかな…?」
スワヒリ語!?そんなん話されへんわ!!」
「そもそもアフリカやし現地で意思疎通できなさそうw」


という疑問や悩みをお持ちなことでしょう。



僕はザンジバル島に滞在し始めてかれこれ1ヶ月半ですが、渡航当初は言語にかなりの不安があったことを覚えています…!( ;∀;)


というわけでタイトルにもあるように、今回は東アフリカのタンザニアが有する楽園、ザンジバル島での言語事情について徹底解説していきます!!




目次


ザンジバル島の英語事情


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まずは一番大事英語が通じるのかどうか!



結論から言うと、大体通じます!


なので、観光したいけど道に迷うのが怖い…と言う方は安心してください(笑)



ではなぜ“大体”なのか、についてお話しして行きましょう!



日本人観光客を含む、多くの観光客は「ストーンタウン」「ヌングイ」「パジェ」という3大都市で滞在します。


簡単に説明すると、

  • ストーンタウン:島の西側に位置。世界遺産にも登録された歴史ある街並み
  • ヌングイ:島の北側に位置。ヨーロッパ人が愛する屈指のビーチリゾート地
  • パジェ:島の東側に位置。穏やかで海が綺麗。死ぬまでに行きたい世界のレストラン「THE ROCK」が近い


という感じです!それぞれが観光地的な武器を持った街なんですよね。



てな訳で、多くの観光客が訪れるこれらの街では、英語が使えない現地の人は生きていけません。


したがって、観光客が関わるような大体の現地人は、英語が通じるんです!


もちろんレストランや商店、ツアー会社やホテルといったお店でも問題ないです( ・∇・)



実際、僕は1ヶ月半もストーンタウンに住んでいますが、日常を過ごしていて言語に困ったことはほぼありません。


日常生活でほぼ困らないので、観光スポットに訪れる分にはまず問題無いと思います(笑)



英語が通じない場所も存在する


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「じゃあザンジバル島では英語でどこでも行けるんだ!!!」


という甘い希望は打ち砕かれます…。



確かに観光客が多く訪れるザンジバル島では、英語が話せる人は非常に多いです。


しかし、ひとたび主要な街の外に出て、小さな村や集落に赴くとします。


そこには観光客とは関わっていない、地元で現地人相手にだけ商売をしている人はたくさんいます。


物の見たさに赴くのは結構ですが、そこではもちろん英語なんて通じないのでご注意ください!!!



ジェスチャーやシンパシーで会話を試みるか、スワヒリ語を話すしかない状況になってしまいます。



ザンジバル島スワヒリ語の聖地


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ここで皆さんお気付きでしょう。


そうです。


ザンジバル島スワヒリ語の発祥地なんです!!!



実際タンザニア公用語は英語ですが、国語はスワヒリ語です。


もちろんストーンタウンでも、日々飛び交っているのはスワヒリ語がほとんどです。



スワヒリ語の歴史的には、アフリカの言葉とアラビアの言葉がMIXされたものみたいで。


そう言われると、ムスリムが現地人の90%以上を占めると言われるのも納得ですね!( ・∇・)



スワヒリ語と言われればケニアのイメージがありますが(僕も実際そうでした)、元はタンザニアから東アフリカ諸国に伝承されていった言語なんですねー!豆知識ですね!(笑)



したがって、地方都市に行く用事がある人や英語に不安がある人は、Google翻訳と指差し単語帳を準備しておきましょう!


ちなみに僕も指差し単語帳使ってますが、いろんな表現も使えるので楽しいです🤤




僕が使っている指差し単語帳👇



スワヒリ語を話すと喜ばれる


最後におまけですが、現地の言葉で挨拶でもしてみると、それはもう大変喜ばれます!


ストーンタウンで歩いていると、現地の人に「Jambo!(こんにちは)」「Mambo?(調子どう?)」とよく聞かれます。


めっちゃよく聞かれます。体感で1日20回ほどは聞かれます(笑)


少しくらい挨拶を勉強して行くと、より楽しくなるのでおすすめです!



同じスワヒリ語地域でも、時代や場所によってよく使われる単語が違うみたいです。


日本で言うところの「方言」「流行語」みたいなもんですかね?(笑)


なので次の記事では2018年9月30日現在、ザンジバル島でよく使われる言葉と返し方を少しご紹介しましょう_φ( ̄ー ̄ )




今回のまとめ

  • 「ストーンタウン」「ヌングイ」「パジェ」なら大体通じる!
  • 観光客が行かないような場所では通じない可能性あり


というのがザンジバル島の言語事情ですー!



「英語が通じないのは当たり前!」と言う国もある中で、観光している分には困らないのはありがたいですね!


東アフリカに訪れた際には、ぜひザンジバル島へお越しくださいね!


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それでは皆さん、また明日!
Tuonane kesho!

とある日の朝ごはんと野良猫

いつもの朝ごはんを食べにスープカフェに来た。
スープカフェとは言っても、ハエは飛び机はカピカピで汚いローカルなお店。

今日はタコのスープが無かった。
仕方がない。
代打で煮干しのスモールフィッシュスープにする。
チャパティ2枚はいつも通り。
このスープ、美味しいのだが煮干しが100匹くらい入っていて飽きるのが難点なのである。


席でスープを食べていると、1匹の野良猫がやってきた。




可愛い。
ここストーンタウンは野生の猫がワンサカいる。
こいつのように痩せ細ったものばかりではあるが。

彼女は明らかにエサを求めている顔だ。
向かいのサイモンがビックフィッシュスープの頭をやると、案の定食い付いている。

それを貪り終えた彼女は、僕に対してお前も出せよと言わんばかりの眼差しを向ける。
スモールフィッシュを1匹与えた。
勢いよく彼女はそれに飛びつく。

すぐに食べ終え、再びこちらに目を向ける。
しばらく無視して食べ続けていると、彼女は僕の膝に乗ろうと飛び乗って来た。
猫は好きだが、いかんせんノミダニ病気が怖いので、思わず振り払ってしまった。

彼女もまた、ザンジバルの民として日夜食を探しているのだろうか。
僕はもう1匹与えた。
食い終えた彼女はどんどんこちらに近寄る。

ーーー彼女の戦略にはまってしまった。
そう感じた。
結局僕は食べ終えるまで、彼女に1匹、また1匹とそれを与えることとなった。

食べ終えて席を立つと、彼女は出口までついて来た。

「この人間たちについていけば無限に食べ物を与えてくれるかもしれない」
「でもこのカフェはカフェで度々人間が食べ物を与えてくれる」
「リスクを冒してでも彼らについて行くべきか、それともここに止まるべきか」

僕らを出口で見送る彼女の面影は、そう言っているように感じる。
それとも、また来いよと単に見送っているだけなのかもしれない。

人間も猫も飢えたときの心情は変わらないものなのかもしれない。
そう感じながら、僕らはカフェを後にした。

【日本→タンザニア #5】赤道を越えて待ち焦がれた地へ。ザンジバル到着。

手荷物検査を経て搭乗待合室に向かうと、まず目に飛び込んできたのはたくさんのヨーロッパ人。


ーーー驚いた。
いや、ザンジバルを訪れる観光客の多くはヨーロッパ人だと知ってはいたのだが。

KIX-SIN:ほぼ10割日本人
SIN-HYD:ほぼ10割インド人
HYD-MCT:インド人5割、中東系5割

くらいの比率だったので、ほぼ10割ヨーロッパ人という搭乗客を目の当たりにすれば、やはり驚くものである。


同時に少し安心感も覚えた。
これはなぜだろうか。
あまり関わったことのないインド人や中東系の人々に比べ、バカンスに行く前のヨーロッパ人の方が安心できるということだろうか。

単なる先入観と偏見が生んだその安心感と、遂に次はザンジバルだという高揚感が、僕の心持ちを向上させる。
24時間以上乗り継ぎを繰り返して募った、無意識のうちに感じていた疲れが一気に吹き飛ぶ気がした。


ーーーさあ、行こう。


隣は20代後半くらいのカップル。新婚さんかもしれない。
今回の便では会話することは無さそうだな、と直感した。

フライト開始して2時間ほど経ち、再び機内食の時間がやってきた。

うん、美味い。
今度は左手の掌も熱くないし。
Oman Air 好きやわ。

ふと外の景色を見ると、広大な砂漠が広がっていた。
初めて見る砂漠、それは岩砂漠だったが、圧倒されたという言葉が適当である景観だった。
残念ながら隣カップルのお姉さんが窓にもたれかかって睡眠中だったので、写真を撮ることはできなかった。

実はモニターが付いているのもOman Air の良さで、scootには付いていなかった。
現在地がわかる機能が好きなのもあり、ずっと外と見比べて眺めていられた。


そして、遂に。
初めて南半球に渡るときがやってきた。


別に赤道を越えたから何だということもないのだが、こみ上げる感動は特別なもの。
「本当に赤道上に赤い道は無いんや!」
そんな当たり前なことに微笑みながら、外の景色をなんとか一枚。

ほぼ赤道上から撮ったアフリカ東海岸である。おそらくケニア辺り。




間も無く、29時間のフライトは終わりを迎えた。

着いた〜〜〜〜〜〜〜!!!!!ザンジバル着いた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!

天気も良く、最高の気分だ。
地味に階段から飛行機を降りたのも初めてだったりする。

空港は「本当に国際空港か?」というほど小さく、そしてアフリカの島に来たのだと実感する。

キャリーバッグも無事に確保でき、空港を出る。
そこには一面のアフリカが広がっている。
意味わかんねえ。本当に来てしまった。HAHAHA!

すぐに受け入れ先のSimonと合流でき、タクシーで職場兼宿泊場所のゲストハウスへ向かう。
車内では「アフリカは暑いだろう」と笑って聞かれたが、渡航時期の日本は名古屋で41度を観測するなど超灼熱時期。なので笑ってThe same maybe. と答えておいた。
初対面でいきなりアフリカの面子を潰してはいけない。


宿に到着。借りるドミトリーベッドへ荷物を置きに行く。

いい感じ!綺麗し!


早速SIMカードと虫除けを買いたいとお願いし、ストーンタウンを案内してもらう。


一つひとつが見たことのない景色。
そんな当たり前のことでニヤニヤが止まらない。
Simonも初対面のアジア人が高揚しているのを見て、子供を見るかのような目で笑っている。


SIMカードはhalotelという会社のものに。
路上でぱぱっと入れてもらい、7000TZS。およそ337円。安い……
趣味に近いポケモンGOも正常に起動したので心配事もない。


ふとSimonに「腹は減っていないか」と聞かれた。
朝から2つの機内食を食って正直あまり減ってはいなかったが、それよりも現地のご飯を食べてみたさに「食べたい」と答えた。
Rice,or not ? と聞かれ、米があるのか!と瞬時にrice!

見ての通り定食風のランチが出てきた。
米と、なにかの魚の塩焼きと、大量の漬物的な葉っぱと、豆のスープと、米にかけるオレンジ色の液体。
うおお…遂に食うぞ。


期待せずに食べてみると、全然いける。あれ?思ってたより美味しい。
想像が悪い方向に先走っていた分、普通に楽しんで食べることができた。


晩飯はナイトマーケットに行こう。そう言われる。
ストーンタウンでは毎晩ナイトマーケットがある。
楽しみだ。そう思いながらザンジバルでの初めての飯を完食した。

【日本→タンザニア #4】波乱のインドを超え中東の国オマーンへ

この飛行機からはOman air という航空会社になる。
名前の通り、中東のオマーンという国のLCCである。


乗り込むと、隣には2人のアジア系の青年が座る。
彼らは座ると同時に名前を名乗り、僕に握手を申し込んできた。
歳は同じくらいか、やや相手の方が若いくらいだろうか?
断る理由がもなく握手に応じるが、妙な距離感に、ある種の怪しさを感じてしまう。

その他にも頭上のトランクに手荷物を入れてくれたり、「どっから来たん?」などと興味を持って話しかけてくる。その上に「セルフィ!」と自撮りまで求めてくるではないか。
どうやら悪い人ではないか、巧妙なやり手なのだろう。
後者の場合はもう仕方ないと腹をくくり、彼らと話しながらフライトを楽しんだ。

どうやらインド人である彼らは、オマーン経由でドバイに遊びに行くらしい。
日本人が東南アジアに遊びに行く感覚なのかな、と想像を膨らませる。


そうこうしていると、機内食がやってきた。
マジか。機内食が出るのか。
scootの2本のフライトでは出なかったので、素直に嬉しい気持ちになる。

彼ら2人とともにチキンを選択し、飲み物にはコーヒーをオーダーした。
そのコーヒーを受け取ろうとしたとき、CAのお姉さんがバランスを崩し、カップに入ったコーヒーのほとんどが僕の左手にぶちまけられたのだ。

ーーーっっっあっつい!!!!!
と気持ちでは叫んでいるのだが、単にその事故への驚きと、またと無い面白いネタができたことへの高揚感から、反射的に「No problem :)」とかなり紳士的な対応を取ってしまった。

正直笑いさえ込み上げてきた。
隣の彼らもコメディのような喜劇に思わず笑みが溢れている。
場の空気からか、怒っていない客への安心からか、釣られ笑いなのか、事故った張本人のCAのお姉さんも笑っている。
…おい姉ちゃん、なにわろてんねん。


そんなこんなな機内食と、入れ直してくれたコーヒーと、手を拭いたウェットティッシュの写真である。
小さなナンが付いているのが郷土感があり面白い。
味はそこそこ美味かった。

ヨーグルトに砂糖をかけようとしたとき、隣の彼らが「Sugar?」と聞いてきた。
いや、書いてるやん。と思いつつも、「Yes,sugar.」と答える。

ーーー煽られている?そう感じた。
出会って数時間しか経ってなくても、彼らは気さくなんだと感じてはいる。
きっとJapaneseが珍しくて絡んできている。そんな風に思っていた。
すると、彼らは塩と胡椒が個装されている袋を取り出し、これは何と書いているのか?と聞いてきた。

ーーーそうか。彼らは英語が話せても読めないのか。
その可能性はあるな、と感じる。
しかし若く、ドバイにまで旅行に行ける財力はあるのに、英語教育は為されていないのか。
あの近年イケイケなインドなのに、そんなことがあるのか。
単に英語が苦手なだけでは?ーそれでもsugar,salt,pepperくらいは読めるのでは。
やはり単に煽られているだけ?ーだが彼らの笑顔に悪意は感じられない。


結局、真相なんて分からないまま、オマーンに到着した。
どうやら手荷物の中身も無事みたいだ。

トランジットの方向へ歩いていると、隣だった彼らを含む5人組が絡んできた。
どうやら実は5人での旅行だったみたいだ。

握手を交わして笑顔で手を振り別れを告げようとすると、
親指を立て、人差し指と中指を揃えて、「セルフィ!」と再び言ってきた。
無論、応じる。

初の中東の地に降り立って3分、僕は5人の友と1枚の写真、そして「セルフィ」のサインを手に入れたのだった。


そのまま彼らと一緒にトランジットへ進んでも良かったのだが、少し1人になりたいという気持ちもあり、彼らとはその場で別れた。
すると目の前にATMがあったので、海外ATMを試してみようと思い練習がてらカードを挿入。
日本のATMとほぼ一緒だ、パスワードを入力し、下ろす額を入力するだけ。
下ろす額を入力するタイミングでレートを認識していないことに気付いたが、まあ100もあれば飲み物くらいは買えるだろうという安易な気持ちで、とりあえず現地通貨の100オマーン・リヤルを下ろした。


トランジットの受付を済まし、まずは恒例のアレ。#airport投稿おじさん

1枚目は背景が見えない写りになってしまったため、ピントを合わせ直して2枚撮った。
遠くに広がる中東のイメージ通りな砂漠は綺麗に写らなかった。

これも最後のトランジットか。と思いながら時間に目をやる。
関西国際空港に到着してから早24時間が経過していた。
もうすぐ、ザンジバル…!


せっかくお金を下ろしたので、何か買い物をしようと辺りを見回す。
!!マクドナルド発見!!!!

そりゃあ食うしかないっしょ。
朝マックもあったので悩んだが、旅の先人から「どこの国のマクドナルドにも大概ビックマックはあるから、それを食べ比べると面白い」という言葉を思い出してビックマックをチョイスした。
値段は…3.3オマーン・リヤル!!!
まじかよ安いな。一瞬思ってから冷静になって調べ直す。
100リヤル=28669.49円というレートだった。しまった下ろしすぎた。

印象的だったのは、無人レジがあったこと。
ビックマックセットを注文してから気付いたので、残念ながら使用しなかった。

受け取ったが、ビックマックを見た感じ、変わったところがないな…?
と思ったが、違う。
ビックマック""だけ""がまともだったのである。

手のひらサイズのポテトとドリンク。
確かにラージサイズではなくレギュラーサイズを頼んだはずだ。
なのに日本のLLセットよりも大きい。
変なところに感心したところで食べ終わり、最後の搭乗口に向かう。

途中、tax freeのお店をいくつか見て歩くが、下ろした額でも買えないお酒がズラッと並んでいたりする。
ここは物価の高い国だ。


というわけで、いよいよ最後のフライトに臨む。

【日本→タンザニア #3】人生初めてのインドはハプニングの連続だった。

【日本→タンザニア#2】にてシンガポールを出発したが、機内では特に面白いことはなかったのでインドに到着。

いや、道中とても星が綺麗だったのだが、当然ながらスマホの写真に収まるわけもなく、アウラを感じてプラネタリウム顔負けの星空を拝んできた。


さて、無事にインドにも到着したので、まずはビザを受け取らないといけない。
今回は日本でインドのトランジットビザを取得する時間がなかったため、eVISAという制度を用いた。
詳しくはググってほしいのだが、簡単に説明すると、

  1. 日本にいる間にウェブ上で必要事項を記入して申請
  2. クレジットカードまたは振込にて支払いを済ませる
  3. インド大使館からeVISA取得許可の証明書がPDFにてメールで届く
  4. それを印刷して現地に持っていく
  5. 入国審査時に生体認証(指紋採取)と顔認証(顔写真撮影)を済ませて判子でのVISAを受け取る

という流れだ。

インドのビザは手続きが非常に面倒であると良く聞くし、実際eVISAのほうが料金も安かった。
何より在日インド大使館に通いパスポートを預けて取得する手間が無かったので、eVISAがおすすめである。
ただし普通のVISAより有効期間が短いので注意が必要。


入国審査に進むと、「eVISA」とどデカく書かれた看板のあるカウンターを発見。
先客のアジア人(多分日本人?)の女性が手続きをしていたのだが、しばらく待っていると違う係員にその女性は連れていかれ、僕の番がきた。
はて、生体認証と顔認証は専用の場所があるのだな。と考えながらeVISAチャレンジ開始!

まずはプリントアウトしてきた証明書とパスポートを提示する。
「なんでインドに来た?」当然聞かれるであろう質問をされる。
トランジットだ、と告げると「なんで一回出国?なんでトランジットビザ取ってないの?」と色々聞かれたが、eTICKETを見せるとOKをもらえた。チョロいなw

そのまま手元の機械に指を乗せろと言われ、乗せると指紋を取られた。
あれ?そのままカウンターで生体認証しちゃうの?
カウンター脇にあるカメラを見ろと言われて写真も撮られる。
一体前に並んでいた女性はどこへ連れていかれたのか…

というわけで無事にeVISAを取得した。
後から調べてみると、eVISAで難航して数時間足止めを食らう人もいるらしい。
と考えてみると運が良かった。
3時間しかない中、少しでも足止めを食らうと便に乗り遅れるところだった。
トランジットが目的だからすぐにVISAをもらえたのではないかとも感じるが。

何がともあれ、eVISAをクリアしたので手荷物検査へ移る。
他の場所ならカバンから液体物やPCや小銭を出せと言われるのに、そのまま通せとの指令を受けた。
ゲートもそのまま通れと言われ、案の定、ポケットの携帯で音がなる。

携帯を通し直そうか?というジェスチャーを投げると、問題ない、進め。とのこと。
なんて適当なんだ。ハイデラバードの入国手荷物検査。
まあ出国できてるってことは入国も問題ないっしょの精神なのかな。
いいや、預け入れ荷物がロストしてなければそれでいい。

キャリーバッグを無事に入手したところで、いざ、インドへ入国🇮🇳


まずは #airport投稿おじさん
あれ、自撮りおじさんだっけ?まあそんなことはどうでもいい。
自撮りに苦戦していると、通りすがりの子連れお姉さんが撮ってくれるというので甘えたまでである。


入国ゲートの出口に、こんな露店があった。

帰還者へ送るための花束を売っているのだろう。
なんてお洒落な。エモい。
インド、良いな。と素直に思った。


さて、せっかくインドに入国したんだから、正直街を見たいという気持ちはあった。
が、フライトまで残り2時間を切っているということと、もう夜であることから諦めざるを得ない。


ーーーチェックインをしようかな。

タクシーの客引きがめっちゃおる中、そのまま再度空港へ。
ハイデラバードは、空港内に入るだけでeTICKETを見せないといけないらしい。
しかも軍人よ。空港入り口の管理は軍人が行なっていて驚いた。
よっぽど治安対策をしているんだろうなあ。

入り口の軍人のお姉さんにeTICKETを見せると、少し驚いた様子で身分証を見せろと言ってきた。
パスポートを提示して待つも、中々通してくれないしお姉さんは少し強張った顔をしている。

ーーーなぜだ。なぜ後から来た人は通すのに。ワンチャンこのまま尋問室へ連れていかれるのでは。

そう思って辺りをよく見ると、ここはstaff専用の入り口ではないか。
そりゃ驚かれるわ。
入り口のお姉さんには「入り口を間違えた、申し訳ない」と伝えるも、お姉さんはプライドが高いのか、必死にeTICKETを睨んでブツブツ唱えている。

5分ほどして、ようやく通してくれた。
こんなに空港自体に入るのが大変だったのは生まれて初めてだ。
軍人のお姉さん、ごめんなさい。


空港内は、人 人 人。
イメージ通りのインドすげーーーー!と思いつつ、チェックインカウンターに並ぶ。
が、一向に進まない。
列の前の方には金持ち石油王みたいな人がわんさかいるわけで。
頼むから金持ちはLCC使うなよ〜〜〜とか冗談を心の中で叫びながら10分ほど待っていた。

すると、スーツを着た空港の従業員らしき人がこちらにやって来て、胡散臭い笑顔でeTICKETとパスポートを見せろという。
「何こいつ?怖すぎやん…え、良いんかな見せて」
と思うも、列は進まないので見せる他ない。
注意深く持ち逃げされないように見張っていると、なんということか、ディズニーランドのファストパスを使ったかのように先頭に通してくれたではないか。ええんかよ。
疑ってごめんな、胡散臭いお兄さん。

チェックイン自体はeTICKETとパスポートを提示するだけだったので、無事にザンジバルで会おうなとキャリーバッグに別れを告げ、一瞬で終了した。

OK。これで無事にザンジバルまで行けるぞ。



それにしてもWiFiがさっぱり使えない。
シンガポールではパスポート認証でWiFiのIDを発行できたのだが、インドではその方法も分からない。
早く諸々の出来事をTwitterで発信したいのに…!


出国のため税関と手荷物検査の列に並ぶ。
にしてもインド人、めっちゃ列を抜かしてくる。
百貨店のバーゲンかのように、次へ次へとせめぎ合う。
抜かされそうになって睨みつけると、お得意の胡散臭い笑顔を返してくる。

前後の距離は近い。ほぼゼロ距離なんじゃないか?これ。
手荷物の中身は擦られないか心配やし、そっちにばかり気を取られているとすぐに列を抜かされる。
結局1.5倍くらいの時間を並び、税関にたどり着く。

前に並んでいた人が5分ほど質問責めを食らっていたので、何を聞かれるのかと身構えていたが、僕は一言も聞かれずに通してくれた。
強すぎるぞ、JAPAN PASSPORT。
手荷物検査では謎に3回くらいやり直しを食らったが、特に何も没収されることなく通ることができた。


WiFiを繋ぎたいので、広告を見つけてメモがわりに写真を撮る。

これ今見て思ったけど、GMRデスクに行くと良かったのか。
そのときは気付かず、結局WiFiは使えないままだった。


喉が渇き、何か飲みたいと思い周辺を散策。
しかし、自動販売機もショップも米ドルが使えないと言う。
残念ながらカレー屋も無い。

米ドルが使えない国際空港、あかんでしょ…と歩き回り、ようやく1店舗だけ米ドルが使えるお店を見つけた。
喜んでレッドブルと水を購入。
お釣りはインドの紙幣しか無いと言われたが、こちらにとってもその方が面白くて良い。

搭乗口の近くに戻ると、自動販売機に2種類の水があることに気付いた。
どれどれ、と見ると、先程40ルピーで買った水が20ルピーで売っている。
海外で初めてぼったくられたのか!と少し嬉しくなってしまった。

そんなわけで無事に搭乗し、インドを飛び立つことができた。
なんて密度の濃い3時間だったことか。
もうしばらくインドは良いや…と思いながら次の目的地、オマーンに向かうのであった。